「今日はいい一日だった。」
そう思って帰れる日は、意外と少ないものです。
この日は、仕事終わりにちょっとした自分へのご褒美。
そして最後には、まったく予想していなかった出来事が待っていました。
でも家に帰る頃には、
「悪い一日じゃなかったな。」
そう思えた一日でした。
たまには自分へのご褒美
仕事を終えて向かったのは、近所のヘッドスパ。
最近はパソコンやスマホを見る時間が増え、目の疲れと肩こりが気になっていた。
「今日はちょっと贅沢しよう。」
そんな気持ちで予約した。
施術が始まると、頭をゆっくりほぐしてくれる。
力加減もちょうどいい。
気持ちよくて、途中から記憶があまりない(笑)。
終わって立ち上がってみると、ちょっと驚いた。
目がスッキリしている。
肩も軽い。
「あれ?こんなに違うの?」
思わずそう感じるくらい、体が楽になっていた。
「たまには、こういう時間も必要だな。」
そんなことを思いながら駐車場へ向かった。
車の前に知らない人
駐車場へ戻ると、自分の車の前に一人の男性が立っていた。
「ん?」
しかも、車のワイパーには名刺が挟まっている。
一瞬、営業かと思った。
「何かの売り込みかな……。」
少し警戒しながら車へ近づいていく。
すると、その男性が申し訳なさそうな表情でこちらへやってきた。
「申し訳ありません。」
男性は頭を下げて言った。
「申し訳ありません。実は車をぶつけてしまいました。」
話を聞くと、強風で助手席のドアが思った以上に開いてしまい、自分の車に当たってしまったという。
そして、何度も
「本当に申し訳ありません。」
と謝ってくれた。
もちろん、車をぶつけられたこと自体はショックだった。
でも、その人の姿を見ていると、不思議と怒る気持ちは湧いてこなかった。
それでも、その場を離れなかった
駐車場で起きた、ちょっとした接触。
誰も見ていなければ、そのまま立ち去ることだってできたかもしれない。
でも、この方は違った。
自分の車の前で待ち、
ワイパーには連絡先が分かるよう名刺を挟み、
そして、自分が戻ってくるまでその場にいてくれた。
逃げずに、自分の責任と向き合っていた。
その姿を見た瞬間、
「怒る」
という気持ちは自然と消えていた。
大切なのは、その後の行動
もちろん、車をぶつけられてうれしい人はいない。
できれば何も起きない方がいい。
でも、人は誰でも失敗する。
ましてや、強風でドアがあおられてしまうことだってある。
大切なのは、
そのあと、どう行動するか。
誤魔化すのか。
その場を離れるのか。
それとも、きちんと事情を説明して謝るのか。
今回、その方は誠実に対応してくれた。
だから自分も、冷静に話をすることができた。
もしかして、ヘッドスパの効果?(笑)
もしヘッドスパへ行っていなかったら、もう少しイライラしていたかもしれない。
仕事終わり。
肩も凝っている。
目も疲れている。
そんな状態だったら、
「マジか……。」
となっていた可能性は十分ある(笑)。
でも、この日は違った。
体が軽くなっていたからなのか、心にも少し余裕があった。
もしかすると、
ヘッドスパは頭だけじゃなく、心までほぐしてくれていたのかもしれない(笑)。
今日、改めて思ったこと
車をぶつけられた。
出来事だけを切り取れば、決して「いいこと」ではない。
でも、不思議なことに嫌な思い出にはならなかった。
それはきっと、相手の方が逃げずに誠実に対応してくれたからだと思う。
失敗したときに、その人の本当の姿が出るのかもしれない。
そして、誠実な人に出会うと、
「自分も、こうありたいな。」
と思える。
ヘッドスパで体が軽くなって、
最後には、人の誠実さに触れて心まで少し軽くなった。
そんな一日だった。
📝 今回のひと言
「失敗をしない人はいない。でも、その後の誠実な行動は、人の心を動かす。」
4おじ番外編
バイクだけじゃない。
仕事のこと。
家族のこと。
40代になって感じたこと。
そして、何気ない毎日の中で起きた出来事。
そんな「40歳のおっさんの日常」も、ときどき書いていこうと思います。

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