バイクを買うとき、一番難しいのは車両選びではありません。
もしかすると、**「家族への報告」**かもしれません。
今回は、県外のバイクショップとの電話をきっかけに、ついに購入を決意した40歳のおっさんのお話です。
前回のおさらい
前回、県外で販売されている青い2019年式のYZF-R25について問い合わせをした私。
メールでは伝わらないことも多く、お店からこんな返事をいただいた。
「細かいご説明も兼ねて、一度お電話でお話しできれば幸いです。」
文章だけでは分からないことがある。
それなら、一度話を聞いてみよう。
そう決めた。
勇気を出して電話してみた
休日の昼間。
少し緊張しながら電話をかけた。
県外のお店。
しかも実車を見ないまま購入を検討している。
正直、不安しかなかった。
「本当に大丈夫なんだろうか。」
電話がつながるまでの数秒が、とても長く感じた。
電話の向こうは、とても話しやすい店員さんだった
電話に出てくれた店員さんは、とても丁寧だった。
こちらの質問にも、一つひとつ分かりやすく答えてくれる。
今回確認した内容は、
- 支払総額
- 配送費
- 登録費用
- 納車までの日数
- 納車整備の内容
- 車両の状態
そして、
「県外から購入するのは初めてなんです。」
そう伝えると、
初心者にも分かるように順番に説明してくれた。
電話をしているうちに、不安が少しずつ安心へ変わっていくのが分かった。
「この価格なら、なかなかありません。」
話の中で、一番印象に残った言葉がある。
「この価格で、この車両状態、このカスタム内容の車両は、なかなかありません。ぜひご検討ください。」
正直、その場では営業トークなのかなとも思った。
でも電話を切ったあと、改めてグーバイクで同じ条件の車両を探してみた。
すると、本当に見当たらない。
- アクラポビッチマフラー
- ETC2.0
- フェンダーレス
- スライダー
- Type-C電源
さらに、
- 2019年式
- ヤマハブルー
- 修復歴なし
自分が探していた条件が、ほぼすべてそろっていた。
「もしかすると、本当にいい一台なのかもしれない。」
そんな気持ちがどんどん強くなっていった。
一番うれしかったこと
電話の中で、自分の希望も伝えた。
「予算は45万円以内で考えています。」
すると店員さんは、
「少しでも安くできるように検討します。」
と言ってくれた。
最終的には、
輸送費を少しサービスしていただけることになった。
決して大きな値引きではない。
でも、本当にうれしかった。
値引きの金額じゃない。
「少しでも希望に近づけよう。」
そう考えてくれた、その気持ちがありがたかった。
その瞬間、
「このお店なら安心して任せられる。」
そう思えた。
最後まで残った不安
もちろん、不安がゼロになったわけではない。
一番気になっていたのは、
実車を見られないこと。
傷は本当に説明どおりなのか。
エンジンの調子はどうなのか。
写真だけでは分からない部分もある。
実際に調べてみると、県外から中古バイクを購入する人は珍しくない。
ただし、登録方法や配送、保証内容は販売店によって異なるため、購入前にしっかり確認しておくことが大切だと感じた。
それでも、
このお店なら嘘はつかない。
そんな信頼感があった。
バイクだけではなく、
「この人から買いたい。」
そう思えたことが、不安を少しずつ小さくしてくれた。
電話を切ったあと
電話を切ったあと、
不思議なくらい気持ちは固まっていた。
「ここで買おう。」
もう迷いはなかった。
3台目を逃した悔しさ。
毎日グーバイクを見続けた時間。
何店舗も回った休日。
全部が、この一台につながっていた気がした。
そして、やってしまった。
購入を決意した勢いで、お店へ連絡を入れた。
「購入したいと思います。」
送信。
……
……
「あっ。」
まだ妻に相談してなかった。
一番大事な相手を忘れていた(笑)。
本当の商談は、ここからだった
帰宅して、
少し緊張しながら妻に話した。
「実はね……バイク買おうと思う。」
もちろん、
すぐに「いいよ。」とはならない。
そこからは必死の説明だった。
- なぜ250ccなのか。
- なぜこの車両なのか。
- なぜ県外のお店なのか。
- 予算は守れていること。
- 維持費も考えて選んだこと。
- 焦って決めたわけではないこと。
自分の思いを、一つずつ伝えた。
そして翌日。
ようやく理解してもらえた。
その瞬間、
肩の力が一気に抜けた。
20代なら、
自分の気持ちだけで決めていたかもしれない。
でも40歳になった今は違う。
家族に理解してもらって迎える一台だからこそ、
きっともっと大切に乗れる。
そう思えた。
📝 今回のひと言
「バイクは車両だけで選ぶものじゃない。『この人から買いたい』と思える出会いも、運命の一台の条件だった。」
読者のみなさんへ
皆さんは、大きな買い物をするときに家族へどう伝えましたか?
「先に相談する派」
それとも、
「決めてから報告する派」
ぜひコメントで教えてください。
次回予告
【第7話】契約完了。そして納車を待つ時間が、一番長く感じた。
契約を終え、あとは納車を待つだけ。
……のはずだった。
待つだけなのに、時間がまったく進まない。
毎日スマホを見ては、お店からの連絡を待つ40歳のおっさん。
納車までの数日間は、想像以上に長かった。
40歳のおっさんのバイク復活計画 第6話 完


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