欲しいバイクを見つけても、すぐに契約できるとは限りません。
特に県外からの中古バイク購入には、登録や配送など分からないことがたくさんあります。
今回は、初めての遠方購入に踏み出した40歳のおっさんのお話です。
「県外で中古バイクを買っても大丈夫?」と不安に思っている方にも参考になれば嬉しいです。
気になる4台目のYZF-R25
前回、購入を決めかけていた3台目のYZF-R25が、まさかの売約済みになった。
一日考えている間に、誰かのバイクになってしまった。
そのショックを引きずりながらも、次に気になっていたのが4台目の車両だった。
2019年式。
車体色はヤマハブルー。
走行距離24,878km。
掲載価格34.8万円。
装備も充実していた。
- ETC2.0
- アクラポビッチマフラー
- フェンダーレス
- スライダー
- Type-C電源
走行距離は少し多めだったが、自分が決めていた3万km以内。
青色。
倒立フロントフォーク。
修復歴なし。
そして予算内に収まりそうな価格。
自分が探していた条件にかなり近い一台だった。
車両だけじゃない、お店選びも重要だった
中古バイクを探し始めて気づいたことがある。
それは、
車両だけではなく、お店の対応も購入を決める大切な条件になるということだった。
このお店は問い合わせへの返信がとても丁寧だった。
車両についてだけではない。
県外購入の流れまで細かく説明してくれる。
初めて遠方から中古バイクを購入する自分にとって、この安心感は本当に大きかった。
「このお店なら、もう少し詳しく話を聞いてみたい。」
そう思える対応だった。
初めての「県外で中古バイク購入」
ただ、一つだけ大きな不安があった。
販売店が県外にあることだ。
今までは、お店へ行き、実車を見て、その場で契約してきた。
しかし今回は違う。
気軽に見に行ける距離ではない。
契約はどうするのか。
書類はどう届くのか。
登録は誰がするのか。
自賠責保険は?
ETCの再セットアップは?
配送は?
分からないことばかりだった。
自分なりに購入方法を考えてみた
そこで、自分なりに遠方購入の流れを調べてみた。
頭の中で考えた流れはこんな感じだった。
① 契約
↓
② 販売店で納車整備
↓
③ 車両と必要書類を発送
↓
④ 自分で運輸支局へ行き登録
↓
⑤ 自賠責保険へ加入
↓
⑥ ナンバーを取り付ける
↓
⑦ ETC再セットアップ
「これなら少しでも費用を抑えられるかもしれない。」
そう考えた。
総額45万円以内という予算を守るためにも、自分でできることは自分でやりたかった。
もちろん、これは自分の想像。
本当に対応してもらえるか分からない。
そこで販売店へメールを送ることにした。
お店へ送ったメール
メールには、
遠方購入が初めてであること。
登録を自分で行えるか。
その二点を相談した。
「送信」ボタンを押したあと、しばらく画面を眺めてしまった。
返信が来るまで落ち着かない。
また売れてしまったらどうしよう。
そんなことばかり考えていた。
3台目を逃した経験があるだけに、待つ時間がとても長く感じた。
お店から届いた返事
しばらくして返信が届いた。
そこには感謝の言葉とともに、
自分が考えていた方法とは少し違う内容が書かれていた。
登録。
自賠責保険。
ETC再セットアップ。
これらはすべて販売店で対応するとのことだった。
少しでも費用を抑えたいと思っていたので、正直少し残念だった。
でも考えてみれば、
初めての県外購入。
登録ミスもない。
保険も安心。
ETCも確実。
安心を買うと思えば悪くない。
そんな気持ちにもなった。
「電話でお話しできれば」
返信の中で、一番気になった言葉があった。
「一度、お電話でお話しできれば幸いです。」
メールだけなら、
まだ「検討中」で済む。
でも電話をすれば、一気に契約が現実味を帯びてくる。
その一本が、思っていた以上に重たく感じた。
支払総額。
配送費。
納車までの日数。
車両状態。
保証。
聞きたいことは山ほどある。
今回は早く動いた方がいい。
でも焦って後悔もしたくない。
また頭の中で会議が始まった。
安さだけで決めてはいけない
掲載価格は34.8万円。
装備を考えると魅力的だ。
しかし県外購入では、
掲載価格だけでは判断できない。
登録費用。
納車整備。
自賠責保険。
配送費。
総額はいくらになるのか。
最初に決めた
「総額45万円以内」
このルールだけは守りたい。
欲しい気持ちは確実に大きくなっている。
だからこそ、
次の電話では冷静に確認しようと決めた。
電話する前に整理した確認事項
電話をする前に、聞きたいことを書き出してみた。
- 支払総額
- 配送費
- 納車整備内容
- エンジンオイル交換
- ブレーキフルード交換
- タイヤ残量
- チェーン状態
- ブレーキパッド残量
- 傷やサビ
- 転倒歴
- 写真・動画の追加確認
- 保証内容
書き出してみると想像以上に多かった。
バイクを買うというより、
県外購入について勉強しているような気分だった。
それでも気持ちは前へ進んでいる
第4話では、
「この車両で本当にいいのか。」
という迷いが大きかった。
でもメールをやり取りしたことで、
少しずつ気持ちは前へ進み始めている。
まだ契約していない。
電話もしていない。
総額も分からない。
それでも、
今まで問い合わせた中では、一番現実的な候補になっていた。
青い車体。
倒立フォーク。
アクラポビッチマフラー。
ETC2.0。
Type-C電源。
まだ契約もしていない。
でも頭の中では、もう納車された日のツーリングコースまで決まっていた。
人は欲しいものが見つかると、
想像するだけで幸せになれるらしい。
📝 今回のひと言
「遠くにある一台を買うには、欲しい気持ちだけでなく、分からないことを一つずつ確認する勇気も必要だった。」
よくある質問
Q. 県外の中古バイクは購入できますか?
もちろん可能です。
販売店によって登録方法や配送方法が異なるため、事前に確認することをおすすめします。
Q. 実車を見られない場合はどうすればいいですか?
追加写真や動画、整備内容、保証内容を確認すると安心です。
次回予告
【第6話】電話一本で購入へ急接近?40歳のおっさん、県外のバイクショップと本気の商談。
登録費用はいくらなのか。
配送費を含めても総額45万円以内に収まるのか。
車両の状態は本当に問題ないのか。
メールでは分からなかった疑問を解消するため、ついに販売店へ電話をすることに。
果たして、このYZF-R25は本当に運命の一台なのか――。
40歳のおっさんのバイク復活計画 第5話 完


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